太陽光パネルの脱着工事とは

太陽光発電システムの固定買取制度(FIT)が始まってから10年以上が経ち、そのときに設置した太陽光パネルと共に住宅そのものも年数が経過しています。

10年ほど経つと、ちょうど屋根や外壁の塗装が必要なタイミングなのですが、太陽光パネルがあると屋根塗装ができないので、一旦、太陽光パネルを取り外す必要があります。しかし、ただ外して元通り接続するだけではトラブルになることもあります。特に蓄電池やV2Hなどでは様々な機器と連携しているため、専門の知識が必要になります。

弊社は、太陽光発電システムの施工会社としての知識と経験を活かした既存の太陽光パネルの脱着工事、太陽光パネルの保管を低価格で行なっています。

保管でお預かりした太陽光パネルは、すべて洗浄と点検を行ないます。さらにオプションでコーティング処理による効率改善なども可能です。

お問い合わせ

047-441-7227

受付時間帯: 火・水曜を除く朝9時〜夕方5時

太陽光パネルの脱着工事のほか、屋根や外壁の塗装、葺き替え、太陽光パネル付住宅の相続や売買による売電契約の名義変更なども、個人様や企業様を問わずに幅広くご相談を承ります。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

太陽光パネルの脱着工事が急増中

最近、太陽光パネルの脱着工事のご依頼が急増しています。その理由は、FIT制度が開始されて太陽光パネルを設置してから10年ほど経過するお家が多いためです。

10年ほど経つと、屋根や外壁の塗装のタイミングですが、その際に太陽光パネルが屋根に設置されていると綺麗に塗装ができません。そのため、太陽光パネルの脱着工事(一度取り外して再び設置)が必要になります。

塗装だけでなく、屋根材の葺替をお考えの方も多くいらっしゃいます。太陽光パネルの脱着工事といっても、その住宅によって、さまざまな方法があります。

例えば…
・太陽光パネルを外して、取付金具はそのままで塗装工事
・屋根材も新しく葺き替えて、取り付け金具も新しいものに交換
・板金屋根に変えて、穴をあけない工法で太陽光パネルを再設置
など…

さらに、10年という年月が経過すると周囲の環境にも変化が起こります。庭や近くの木が育って影ができてしまったり、近隣の住宅の建替などで、パネルを設置した当時から日照条件が変わってしまうこともあります。そのような場合はパネルの脱着工事の際にパネルの設置位置を変えて対処することも、ご提案しています。

これまでの豊富な経験を活かし、それぞれの住宅の状況に応じた工事を提供しています。

太陽光パネルの脱着工事
パネルの脱着工事の様子

FUTAWAならではの特長

FUTAWA(二和)は、2009年から数多くの太陽光発電システムのご提案を自社施工で行なっています。
2012年には太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)が開始され、多くの需要を自社施工で担ってまいりました。

FIT制度が始まって10年以上が経過し、太陽光パネルを設置した多くの住宅が、屋根や外壁の塗り替えなどのメンテナンス時期を迎え、パネルの脱着工事のご相談が増えています。それらの需要にお応えし、当社が施工した太陽光パネルはもちろん、他社で設置された太陽光発電システムも当社が自社施工で脱着工事やメンテナンスを行なっています。

太陽光発電システムの施工会社だから

  • 屋根材に合わせた最適な設置方法をご提案します。
  • 太陽光発電システムにおける不測の事態にも、臨機応変に対応できます。
  • 蓄電池やV2Hとの組み合わせも熟知していますので安全に取り外し、再設置いたします。
  • リフォーム事業も行なっているので、屋根のカバー工事や葺替工事もワンストップで対応可能です。

例えば、屋根工事している間の外した太陽光パネルの保管や、保管中だからこそできるパネルの徹底的な清掃や点検、さらには設置当時との周辺環境の変化による日照条件に合わせたパネルの配置調整、またオプションとして効率改善や長寿命化を図るコーティングなど、これまでに培った経験に基づいて、それぞれの住宅に適したご提案をいたします。

太陽光パネルの再設置時に配置調整して発電量を改善した例

パネルを設置した当時

まだ庭木も低く、屋根全体に日が当たっていました。

太陽光パネルも新品なので、すべてのパネルが効率良く発電しています。

10年後…

庭の木が大きく育ち、西側の屋根に影ができています。

せっかくの日が当たる場所には、傷や経年劣化した太陽光パネルがあり、ますます発電しづらい状況になってしまいました。

パネルの再配置で効率改善!

保管中の点検で状態の良いパネルを特定し、再設置時に日当たりが良い位置に設置します。

ここがポイント!
このように元々使っていたパネルを再設置することで、売電価格を変えずにFITを継続することができます。

FUTAWAの太陽光パネル脱着工事の特長

太陽光パネルを
安全に保管

お客様からお預かりした太陽光パネルは、責任を持って弊社で保管します。
屋根の塗替など、工事のために外した太陽光パネルは FUTAWA が責任を持って、お預かりします。

保管中の太陽光パネルを
洗浄・点検

保管中の太陽光パネルを1枚ずつ丁寧に洗浄します。
保管中の太陽光パネルを1枚ずつ丁寧に洗浄。セルラインチェッカーで太陽電池セルの不良を検知したり、サーモグラフィーによる温度分布で異常がないかを点検します。

豊富な実績で
確かな工事

お客様からお預かりした太陽光パネルは、責任を持って弊社で保管します。
脱着工事だけでももちろん、屋根の葺替や塗装、外壁工事も自社施工で承ります。

選べるオプション

太陽光パネルの脱着工事に合わせて、より安心して長くお使いいただくためのオプションもご用意しています。

太陽光パネルにセルフクリーニング効果のある親水防汚タイプのコーティングを施します。経年による汚れの付着を防ぎ、安定した発電を行ないます。

太陽光パネルにセルフクリーニング効果のある親水防汚タイプのコーティングを施します。

長い間の雨風や紫外線で劣化したケーブルの配管を、高耐久なPFD管に交換します。中の配線ケーブルを保護して、安心して使い続けることができます。

劣化した配管を、高耐久なPFD管に交換します。

太陽光発電のある住宅を相続したり、中古購入した場合に、売電契約の変更をしていないと、制度の恩恵が受けられません。これらの申請をお手伝いします。

相続したり中古住宅を購入した際の売電契約の名義変更をお手伝いします。

太陽光パネル脱着工事の流れ

太陽光パネルの脱着工事は、まず現地調査から始まります。実際の太陽光パネルの設置状況から、当社がこれまで培ってきた経験を活かして適切な工事方法をご提案させていただきます。工事の完了後は、システムが正常に作動することを確認して引き渡しとなります。

太陽光パネルの脱着工事の流れ

屋根材の違いによる工法と仕上がり

さまざまな屋根に対応した工事を行なっています。屋根材による工法の違いや仕上がりをご紹介します。

スレート屋根の塗り直し

スレート屋根の塗り直し

太陽光パネルを外して、固定金具を残したまま屋根の塗装を行ないます。雨漏りなどの傷みがない場合のコストを抑えたメンテナンスにおすすめです。

スレート屋根の葺き替え

スレート屋根の葺き替え

太陽光パネルを外して屋根材を葺き替える工事です。雨漏りなどで傷んだ野地板(下地)などを修復し、ルーフィング(シート)や金具も新しいものに変えて、しっかり固定します。

スレート屋根から板金屋根へカバー工法で葺替。屋根に穴を開けない「つかみ工法」でパネルを固定します。

板金屋根へ葺き替えて、屋根に穴を開けない金具で太陽光パネルを固定

太陽光パネルを外して、カバー工法で板金屋根に葺き替えます。つかみ工法で屋根に穴を開けずにパネルを固定でき、耐久性も向上するため一番人気の工法です。

瓦屋根の塗り替え工事。太陽光パネルと架台を外し、塗り直してパネルを再設置します。

瓦屋根の塗り直し

セメント瓦の屋根に設置された太陽光パネルを外し、固定金具を残したまま塗装します。雨漏りなどの傷みがない場合のコストを抑えたメンテナンスにおすすめです。

 

代表的な工事例

代表的な4つの工事例をご紹介します。
写真をクリックすると、詳細をご覧いただけます。

スレート屋根から板金屋根に葺き替えて穴をあけずに取り付け

スレートから板金屋根への葺替工事を見る

スレート屋根から板金屋根にカバー工法で葺き替えた後、屋根材に穴をあけない「つかみ工法」で太陽光パネルを再設置する工事です。将来的なメンテナンス性も良いので一番人気のある工事です。

取付金具はそのままで脱着工事

金具はそのままで脱着工事を見る

屋根の塗装のために一旦、太陽光パネルや架台を外しますが、固定金具は外さずに工事を進めます。工期が短くてすみ、コストも一番かからない工事です。

スレート屋根から新たなスレート屋根に葺き替えて、新しい取付金具を使用して取り付け

スレート屋根の葺替工事を見る

スレート屋根から新たなスレート屋根に葺き替えて、新しい取付金具を使用して取り付ける工事です。建物外観の印象を変えず、雨漏りなどの修繕もしっかりできる工事です。

固定買取期間がもうすぐ満期なので屋根工事とともに高性能な最新パネルに変更し今年度売電単価で10年売電。

最新の太陽光パネルへの付け替え工事を見る

固定買取期間が満期になったので、屋根工事と一緒に高性能な最新の太陽光パネルに変更した工事です。パネルを新しいものに交換をするとFITの継続にはなりませんが、発電量が向上するのでパネルの損傷が多い場合や自家消費が多い場合にはおすすめです。