2019年12月7日

2020年 太陽光発電と蓄電池による自家消費の経済効果

最近めっきり寒くなってきました。

さて、太陽光発電システムの売電価格ですが2020年度の価格はまだ発表されていません。
これまでの推移をみると、21円くらいが妥当なところかなとは思っています。

売電価格が下がってきたことと、太陽光発電の固定買い取り制度が始まって今年初めて10年の満期を迎える方が出てきたことで蓄電池の需要が増えました。

僕たちの会社でも現在相当数の蓄電池を設置させていただいております。
今までは、経済効果ありきでの設置が多かったのですが最近は、なるべく自家消費で使用したいとのことで蓄電池と組み合わせて設置される方が多くなりました。
来年からはさらに自家消費を目的とした設置が増えると思います。

実際に計算してみましたが今まで通りに売電を優先しての設置と、自家消費を優先しての設置で経済効果を比較した場合そこまでの差は出ませんでした。
なので、今後は太陽光発電と蓄電池を組み合わせた売電価格に左右されない自家消費メインのシステムが多くなりそうです。

蓄電池を検討する方が増えると、停電時に使える電力量や使用できる回路数などを各機種ごとにしっかりご説明が出来なければいけないので、設置販売する僕たちはこれまで以上に商品知識が必要になってきます。