V2Hの工事について

V2Hの工事は、電気自動車の大容量蓄電池からの電気を扱うため、細心の注意と高度な技術が必要です。
二和は、太陽光発電システムや蓄電池の豊富な実績で培った技術で、たしかな設置工事を行ないます。

工事の大まかな流れは、次の通りです。

V2H工事の流れ

V2Hの施工のポイント

新しいテクノロジーである「V2H」。電気容量が大きいため、万一の漏電やショートは大きな事故にも繋がりかねません。施工にも、これまでより細心の注意と高度な技術が必要です。二和はこれまでの太陽光発電システム家庭用蓄電池施工実績に加え、V2H設備施工についても豊富な実績があります。

当社が実際に施工した例から、工事のポイントを解説いたします。

① 太陽光発電システムの設置

太陽光発電システムの設置
太陽光発電システムを設置します。
既存のシステムがある場合は、新たな設置は不要です。
二和のポイント
二和は、太陽光発電システムの自社施工で10年以上の実績があります。豊富な施工経験で培かった技術は、二和の品質の証でもあります。これからも確かな技術で施工してまいります。
太陽光発電システムの施工品質

V2H用の配管および通線

V2Hの設置場所
V2Hの配管と通線
V2H本体の設置場所から屋内の分電盤までの通線を行ないます。
二和のポイント
見た目や使い勝手を考慮して設置場所を決めます。
壁内への通線はボックス内も丁寧にシーリングを施します。

③ 切替スイッチ・ブレーカーの取付

ブレーカーの取付
ボックスに入ってスッキリ
屋内に、停電時に切り替えるスイッチを新設し、ブレーカーなどを取り付けます。
二和のポイント
ボックスに入れ、スッキリ施工します。

V2H本体の設置

V2H本体の設置
V2H本体の接続部
屋外にV2H本体を設置します。
今回の設置場所は、すでにコンクリートが打設されていますので、ブロック基礎にしました。
二和のポイント
V2H本体を設置する場所や地盤などの環境に合わせて、適切な工事を行ないます。例えば、設置する場所が土や砂利などの場合、鉄筋コンクリートを打設して基礎を施工します。

⑤ 本体や分電盤の接続

V2H本体側の配線
V2Hと分電盤の配線
V2H本体や分電盤への接続を行ないます。
EVの大容量の蓄電池からの電気を扱うため、万一の漏電やショートが発生しないよう細心の注意を払います。
二和のポイント
長年の自社施工で培った確かな技術で施工します。万全のチェック体制で安全を確保しています。

⑥ 無線LAN整備・スマートフォン接続

通信アダプタの取付
スマートフォン画面
V2H通信アダプタを接続し、Wi-Fi無線LANルータを設置。スマートフォンと接続します。
二和のポイント

設定完了後にお客様と一緒にスマートフォンで確認し、操作方法をご説明いたします。

また、同時に太陽光発電の発電量や家の電気消費量なども確認できるようにします。

⑦ 設定の確認、動作確認、電気自動車接続時の停電試験

スマートフォン画面
スマートフォン画面
V2H本体からのチャデモコネクタ(CHAdeMO)を電気自動車(EV)に接続します。
スマートフォン画面
スマートフォン画面
V2H本体の非常時対応用の12Vシガーソケットと、電気自動車のシガーソケットをケーブルでつなぎます。

すべての設定を確認して、動作確認を行ないます。

その後、停電状態を想定し、実際に電気自動車から家庭内に電気を送り、停電しても、いつも通りに家電製品が使えることを確認します。

二和のポイント

すべての動作確認が終わったら、電力会社からの送電を一旦止めて、お客様と一緒に停電試験を行ないます。

実際に停電した状態でV2Hに電気自動車(EV)を接続して、家庭で電気を使う方法を実践します。

また、停電状態で太陽光発電による自家発電から、電気自動車(EV)への充電などを行ない、お客様と一緒に非常時V2Hの活用方法を確認します。

V2Hの概要に戻る